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席入り その3
席入りの注意

1、床前の一畳は、貴人畳として、客定座としては差し控え、床の拝見などに、
  客が使用することはありません。

 2、広間は、客畳で、琵琶台に接し、貴人畳に接する半畳は
  普通客は着座せず、あけておくのが普通です。

 3、客として行動する時、単に形式的に動き方を習い覚えても、
  その意味を理解しておかないと、応用力に欠けます。

 4、亭主が手前をする場合は、道具畳、あるいは手前畳と呼ばれ、
  炉の時は炉に接して設けられ、本勝手の時は、客を右に見て、
  左側を勝手付とします。これは「左勝手右構え」という形で、
  通称は「本勝手」といいます。

 5、席に入ると、まず床のある位置を確かめ、
  床まで1メートル以内であれば、膝行でよろしいが、
  それ以上の距離であれば立って床前に行きます。

 6、膝を繰る注意は、正客が居られる時には尻が向かないようにする、
  折られない時は進む方に繰ります。

7、正客が入られて、すぐ続いて入室せず、道具の拝見の頃に、
  次客はぼつぼつ一礼し、半畳の所でも一礼して急がずに入室します。
  正客も気をつけて、次客以下の礼を受けます。
  以下、客も同じく急がず前の客の動きを見て、行動を起こさないといけない。

 8、小間の時は、狭いため一度邪魔にならない所に仮に座り、
  最後の方の拝見が終わられたら、立って座直りをします。
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【2008/02/11 20:30】 | お茶を点てる | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
席入り その2
席入りの仕方

 1、亭主は客が入って来られる入り口の襖、
  又障子を手がかり(2~3センチ)ほど空けておきます。
  これをキルと言います。客はここから入席します。
  (襖、障子の閉めてあるところは、決して勝手に空けてはならない)

 2、客は入り口の外に座し、室内の気配を確かめて戸を開けます。

 3、室内に入る前に扇子を前に置き一礼する。これは禅的な心得であります。
  茶室 即亭主の全身そのものという考え方です。
  亭主に挨拶無しでは室内に入ることはあり得ない。
  一礼した客は、そのまま座った形で、つまり膝行で席に入るのが定法です。

 4、正客がもし座っておられたら、踏み込み畳の半畳、正客向きで、
  角より八寸程空けてその角と膝の中心当りに扇子を置き、
  正客に一礼します。又正客も、それを受けて扇子を前に置き、受け礼をします。
  そして立ちあがります。

 5、床前に行った客は、床に向かい、掛け物に一礼。
  そのまま掛け物をよく拝見し、もし花などがあれば、拝見しますが、頭は下げません、
  またもう一度掛け物に一礼した後、正客は行くほうに、
  次客からは正客に尻が向かないように膝を繰り立ちます。

 6、普通は、通畳から直接に入る事は許されず、
  一度茶道口から入ったところの半畳の中心に必ず入って、
  ここで向きを変え、踏み込み畳を通って道具畳の方へ進みます。

 7、道具の拝見は、炉であれば、まず釜のほうに向かい、
  釜を拝見し、炭火、火相を見、炉縁も拝見して後、
  棚の方に向かい、棚飾り、風炉先屏風も拝見します。
  風炉であれば、都合風炉の方へ体を寄ってもよく、まず釜を見、
  風炉を拝見し、火相と灰はど篤と拝見し、棚のほうに体を寄せ拝見します。
  又、畳中央で釜と棚飾りを拝見してもよろしい。
  棚が無くても、濃茶の時は必ず水指と茶入とが飾られておりますので、
  これを拝見します。

 8、拝見が終わると立って、必ずもう一度茶道口半畳の中心より角をまたげて、
  八畳の広さがあれば座敷中   央の通畳を通って、四畳半以下の座敷では、
  通畳は中央に半畳しかなく、このような時は、客畳を通ることも許されます。
  各自、客畳の自席に着きます。
【2008/02/08 18:50】 | お茶を点てる | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
席入り その1
席入りの心得

まず畳の名称から説明いたします。

道具畳・・・亭主が手前をする畳。
      (手前畳とも言う)
踏込畳・・・茶道口から道具畳に通ずる、通り道となる畳。
貴人畳・・・床前一畳は、客の定座としては差し控え 床の拝見などに客か使用する。
通畳・・・・・八畳などの場合座敷中央にある二畳、四畳半であれば中央の半畳
客畳・・・・・残りの畳で客が座る畳
【2008/02/07 22:25】 | お茶を点てる | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お茶を点てるその10
蓋置き
 竹製の物で炉用、風炉用が有り、利休が節の中程やや上めに、切った物と節上をいっぱいに切った物を利休の子、少庵と道安に出して、少庵は風炉用を取り、道安は炉用をとったと言う逸話がありますが、節のまったく使わない輪だけの物もあり、変わり竹と呼ばれ、絞り竹、四方竹、竹根を使用した物もあります。青竹は新まった時、一回きりの使用の物もあります。
その他、七種の蓋置きは、格の高い物として扱われた。
焼き物、曲げ物、木製など、形の上から見立てて良ければ、次々と取り入れ種々雑多であります。
【2006/01/05 08:45】 | お茶を点てる | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お茶を点てるその9
菓子器
・主菓子器
 焼き物塗り物があります。焼き物は風炉の時期、塗り物は炉用のものとされています。
 新たまった時は、縁高(ふちだか)用います。但し、蒸し菓子用で
 干菓子には使用しません。
 蓋のある食籠(じきろう)が正式で、蓋のない菓子鉢のようなものは略の物です。
・干菓子器
 蓋の有る物は使われず、形もまったく自由で塗り物、木地、金属製でモール砂張(さはり)
 南りょう、鉄等、竹張りの物も有ります。
 神折敷からきた縁高は、干菓子器として使用し、干菓子の都合で振り出しに金平糖など
 入れて出す場合もあります。

【2006/01/02 09:30】 | お茶を点てる | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お茶を点てるその8
建水(こぼし)
金属製、陶器、塗り物木地などで作られ、点前の時にお湯を捨てるものです。
金属製は
・砂張(さはり)は(銅とすずを中心とした合金)
・モールは(銅とすずの合金で現代ではしんちゅうと言う)がよく使われます。
・焼き物は、大樋焼、黄瀬戸、備前などが、先に作られたが、唐物、南蛮物が珍重されています。
・木地曲げ建水は小間用で杉の曲げ物が利休形で新まった濃茶の時にふさわしい。
・器具の中に組まれた建水は、水指と模様や形を揃えるており、台子や長板等に飾って使われます。
【2005/12/29 07:16】 | お茶を点てる | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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