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茶花 その2
水仙

もともとは地中海地域がふるさとです。

水仙は別名「金盞銀台」と言いますから、中国を経て日本に来たと思われます。
水仙の生け方について、利休道歌に
「葉、枝葉、重ねる事をきらうなり、水仙ばかり葉をば、かさねて」
「水仙に限りて、四葉ゆるすなり、花も6つに伝の有ること」など詠まれ、
また利休は正月、2月には「何程の侘にも、梅、水仙の過ぎると言う事はなし」
とほめています。
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【2008/03/10 20:00】 | 茶花を生ける | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
茶花
床飾りになくてはならないのが茶花で、季節を楽しむ代表のようなものです。
また、日本人の自然観を端的に示し、花器の取り合わせにより一層引き立ちます。

椿

日本の冬を彩る数少ない木の花として、愛好され続けてきた花で、
侘茶がはじまり、炉の花の代表と言えると思います。

万葉集以来、椿の原種の薮椿は、赤か白ですが、
中には濃ゆいものから淡いものもあります。

天文18年(1549年)2月「天王寺屋宗達他会記」によれば
武野紹鷗;が亭主で「うす色」の椿を生けた事が書かれています。
「西王母」や「曙」は「うす色」が先祖でしょうか。このごろから
園芸化の第一歩が始まったのではないかと思われます。

会記に天正期(1573年~92年)早咲き(11月~12月)の白椿が現れて
茶人が使用し始めたと園芸史にあります。
つまり、「初嵐」「白玉」「薮白」ができたと思われます。

日本の野生椿にヤブ椿とユキ椿があり
中間的な自然交配種にユキバタ椿があります。

現在では、自然交配により多種が生まれたと考えられます。
侘助椿(わびすけつばき)は何が交配したか、先祖が分かりません。
雄蕊(おしべ)に花粉がなく、異種間の交配でできた雑種です。

挿木や接ぎ木で繁殖させ、種ができないものです。
椿は春の到来を約束してくれる茶花の王者といえます。
【2008/03/07 20:49】 | 茶花を生ける | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
茶花を生けるその3
・花入れに入れざる花は沈丁花、みやましきびに、けいとうの花
・女郎花、桜、こうほね、きんせんか、せんれい花をも、嫌いこそすれ、
茶花に適さないものを短歌で教えている。香りの高い花、とげのある花は嫌われるけれど、
あざみやはまなすは、つぼみの花として使われる。
利休が切腹の時に床に生けていた、きんせんかは嫌われ、なまめかしい花,名の知れない花、洋花、有毒植物は嫌い果物は使用されない。
しかし、麦やひえなどは生けられる。
春は新春でめでたいと、椿は咲ききった花より、三部から五部咲で紅白を好み、新芽を使い、夏は強い日差しをよそに床に露をたたえた花を、生き生きと生ければ
清浄感で汗も忘れると言うものです。
秋は,風情を持ち、流儀なく茶人の風流を生け、月の光、虫の音をもしのばせるような、
侘びた草花を無造作に入れ、それが静寂の秋意に合います。
【2006/02/04 11:10】 | 茶花を生ける | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
茶花を生けるその2
前記の茶花を入れるに続いて、茶花は自然の中から生まれました。
形を重要しますから、花を手に持ち、手で形を整え、次々とこれに添わせて、これで良いと思ったらそのまま、両の指先で持ち、花いれの口にそっとそのままでいれ手を離します。
又、季節季節で大まかに口伝があります。
正月は結び柳、3月の利休忌には、菜の花と供茶(くちゃ)、炉の花は椿を主に使い、
風炉の花はむくげをよく使う、一期一会と言われるくらいですから、はかなく一日で咲き終える花深山など楚々と咲く花を好みます。
稽古の一つとして、席中で口が二つ三つある竹に、何人もの方が次々と生けては抜き、技を磨きながら花の多い季節には修練します。
花いれを沢山並べて次々とその花入れに合った花を入れ全体
を花でまとめるお稽古もあります。
【2006/02/03 08:45】 | 茶花を生ける | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
茶花を生けるその1
茶の湯では、花の生け方は自由なものと教えられ、茶会記や茶書にも、自由な花の扱いが伝えられています。
しかし、真、行、草と侘茶(わびちゃ)が生まれていったように、自由な茶の湯の花も生花の世界とは無縁ではない
利休の若い頃、利休宛の池坊伝書があるそうです。
池坊専好に師事して、竹花入に生ける花や、一輪生け、葉のない花と、花のない葉を、置花入に取り合わせる仕方、ひょうたんの花入の場合など、「草」の技法を伝授されていたことが書かれてあります。
利休の修練から、草庵に適した、又それは主客の心に合う花、思いを伝える花へと、現代まで口伝えに来ています。

【2006/02/02 07:56】 | 茶花を生ける | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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